【小学生でも分かる!】プログラミングってなに?


最近よく、「プログラミングをやらせた方がいいよ」と聞きますよね。
でも、プログラミングがなにか、お子さんに説明できますか?

「パソコンでなにか作るんでしょ?」「なにか組み合わせたり打ち込むんでしょ?」
そんな風に、あまり詳しく分かっていない方が多いと思います。

この記事では、プログラミングがなにかを小学生でも分かるように説明しています。
ぜひ最後まで読んでみてください!

プログラミングという言葉

みなさんがイメージしているように、プログラミング (programming) は、プログラム (program) をコンピューターにさせることです。

では、プログラムとはなんでしょうか。

小学校には時間割というものがありますよね。1時間目が始まり、給食を食べて、帰りの会を終えて帰宅するという一連の流れがあると思います。運動会の場合は、まず開会式、次に準備運動、次に50m走と、やることが順番に決まっていると思います。
大人の方は、スケジュール表などで、その日のうちにやらないといけないことを時間で整理する方が多いのではないでしょうか。

このように私たちは「行うことを行うべき順番に並べる」ということを普段から無意識にしています。

つまり、プログラミングとは、コンピューターに指示を出して、人間の代わりに仕事を順番に行わせることなのです。

「正しい」指示が必要

コンピューターには感情がありません。
そのため、どんなに時間がかかる大変な指示でも素直に引き受けてくれます。

しかし、コンピューターには想像力もありません。
そのため、一つ一つの作業を正確に教えないといけません。

たとえば、AさんがBさんに「これコピーしておいて。」とお願いしたとしましょう。
もし普段から頻繁にこの作業をお願いしているのであれば、BさんはAさんの望む作業ができるかもしれません。
しかし、初めて頼まれる場合、部数やサイズ、カラーか白黒印刷か、両面か片面など、BさんはAさんの意図が分かりませんよね。

また、「ボールを蹴る」という動作なら、どちらの足を、どのような角度で、ボールのどの部分に当てるのかまでしっかりと指示をしないといけません。
このように、正しく指示されたことは完ぺきにこなすけれど、正しく指示されないことはできない、これがコンピューターです。曖昧なニュアンスや感覚では動けません。
だからこそ、コンピューターにも分かるように論理的な指示を出す必要があるのです。

「反復」と「分岐」

コンピューターは、決められた同じ作業を何度も繰り返すことが得意です。
プログラミングの言葉では「反復処理」「ループ」と呼ばれます。
たとえば「45分ごとに1回アラームを鳴らす」というプログラムを実行すれば、あなたが集中力を高めて仕事をしたい時も、ぐっすり寝ている間も、24時間365日休まずに働いてくれます。(迷惑かもしれませんが!)

では、状況に応じて柔軟に対応してほしい場合はどうすればよいのか。
そうです。コンピューターに正しく指示を出してあげればよいのです。

「もし〇〇の時、●●をする。それ以外の時は、△△をする。」
このような指示は、プログラミングの言葉では「条件分岐」と呼ばれます。

たとえば、上記の「30分ごとに1回アラームを鳴らす」というプログラムは、あなたが集中力を高めて仕事をしたい時だけ実行してほしいですよね。
その場合は、「30分ごとに1回アラームを鳴らす。おやすみモードの時はアラームを鳴らさない。」とプログラムすればよいのです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。プログラミングがどんなものか、イメージが掴めましたでしょうか。

初めから完璧な指示を出せなくても大丈夫です。何度失敗しても、思い通りの指示を出せるように試行錯誤することで、論理的な思考力を育みます。これこそがプログラミングが教育で注目される要因です。

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